眼瞼疾患
- 眼瞼疾患のいくつかを説明します。
- 眼瞼癒着
犬の目は生後10~14日で開くのですが、それが何時になっても開かない異常です。
- 眼瞼欠損
生まれつき眼瞼が部分的に、または全層にわたって欠損している異常です。
手術によって眼瞼の再形成を行います。
- 類皮腫
通常は眼球をおかす例が多いのですが、ときには眼瞼にも病変が波及します。
手術で摘出します。
- 逆さまつ毛
コッカースパニエルとプードルの約50%にみられ、上下眼瞼ともに発生します。
まつ毛の生えている位置の異常、方向性の異常によって、眼球に障害をおよぼす疾患です。
必要に応じて手術を行います。
- 眼瞼内反症
眼瞼とまつ毛が内側に反転して、まつ毛が目の表面(角膜)を常に刺激して傷をつけ、持続的な痛みを起こす異常です。
手術を行えば容易に治ります。
- 眼瞼外反症
結膜表面の露出をともなう眼瞼の外側への反転をいい、下眼瞼に起こります。
慢性結膜炎や流涙症の原因になります。
- 涙点の異常
涙点が小さい例、欠損または位置の異常があります。
両方の涙点に異常があると流涙症を起こします。
- 小眼瞼裂
小眼球症でおこる小眼瞼裂が最も普通であり、治療対象外です。
原発性の発育不全では、眼角切開術で眼瞼を広げます。
- 乾性角結膜炎
涙の分泌不足で角膜と結膜が乾燥する慢性疾患です。
多くは60日以内に回復しますが、しなければ外科手術が必要です。
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